AMD、ツール面を強化した ROCm v3.10 をリリース
Update: 2020/12/02 21:46 JST
今回はツール面の強化が主であり、RDC(ROCm Data Center) Tool が Python から使用可能となった。
ROCM-SMI(System Management Information) ではプロセスあたりの SDMA(System DMA) の使用率が確認可能となった。また、GPUトポロジ内のネットワーク構成、リンク情報の取得、表示も可能となった。SDMAはマルチGPU間の通信に用いられるため、そうした構成を取るノードに向けた改良がメインと取れる。
それ以外には、計算ライブラリの API 追加、OpenMP の GPUオフロードを行なう AOMP の機能強化が行なわれている。
今回もアップグレードではなく、クリーンインストールが推奨されている。
前バージョンからアップグレードをサポートしないともあるため、ほぼクリーンインストールが必須と言える。
その他詳細は以下から。
AMD Instinct MI100 発表時、性能テストに ROCm v3.10 が用いられていたため1、既にサポートされているものと思われるが、正式には追加されていない。
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とにかく RDNA GPU を試したいなら。一般用途としては十分過ぎる性能も持っている。
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