AMD ROCm v3.8.0 をリリース & 非公式なAMD GPUファームウェアレポジトリを作ってみた

ハードウェアでは、Radeon Pro VII (Vega 7nm Workstation /Vega20 GL-XE) のサポートが追加されている。

今バージョンではインストール方法に、前バージョンからのアップグレードではなく、クリーンインストールが推奨されている。というより、今バージョンへのアップグレードはサポートされないとしている。
自分の場合はとりあえず適当に # apt purge comgr rocm* 実行した後、たまに使う OpenCL のため、# apt install rocm-opencl でインストールし直したが今の所問題は無い。

今バージョンでは、FORTRANプログラムから GPUカーネルにアクセスするためのインターフェイスライブラリ hipfort と、
AMD GPU で構築されたクラスタの管理を簡潔に行なうためのツール、RDC (ROCm Data Center) Tool が追加されている。
RDC は各GPUのモニタリング機能を備えており、GPU/メモリクロック、GPU/メモリ使用率、GPU温度、PCIeバス帯域、ECCエラーのカウントを確認することができる。

また、ROCm v3.8.0 のパッケージ内には Navy Flounder のファームウェアが追加されていた。
最新 AMD GPUのサポートで心配されることの 1つは、クローズドソースであるファームウェアがいつリリースされるか、kernel/git/firmware/linux-firmware.git レポジトリにいつアップロードされるかなのだが、ROCm や Linux向け Pro ドライバー等では先行して追加されていたりする。
そこで、AMDGPU のファームウェアはリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルの禁止を守り、ライセンスを含めれば再配布が許可されているはずなので、以下のレポジトリを作ってみた。
活用する機会が無ければいいが。
Umio-Yasuno/unofficial-amdgpu-firmware-repo

Update:
 2020/09/22 13:49 JST