Linux Kernel amd-gfxにUSB-C PDファームウェアのパッチが投稿される

RDNA世代で初のUSB-Cコネクタを実装した、Radeon Pro W5700が出てから気付けばもう3ヶ月近くが経ったが、先日Linux Kernel amd-gfxにUSB-C PD (Power Deliver)のファームウェアに関するパッチが投稿された。
[PATCH v3 0/3] Add support for USB-C PD FW download

パッチの内容としては、I2Cを経由してファームウェアをUSB-Cコントローラーに適用、コントロールファイルを作成しPSP (Platform Security Processor)で制御するというもの。

以下のパッチを読むとASICはNavi10だけが対象とされており、
[PATCH v3 3/3] drm/amdgpu: Add support for USB-C PD FW download
USB-Cコントローラーを内蔵しているのがNavi10のみ(Navi12, Navi14には無い)、
もしくはコントローラーは内蔵されていても、コネクタが実装されるのは現状Navi10ベースの製品しか予定にない、ということだろう。

Navi14ベースのRadeon Pro 5300M /5500Mを搭載したMacBook Pro 16-inchにもUSB-C (Thunderbolt 3)は実装されているが、
そちらは Intel JHL7540 Thunderbolt 3コントローラーを経由するため、問題無いのだと思われる。12

また、linux-firmware.gitにはまだ当のUSB-C PDファームウェアはアップロードされていない。

Update:
 2020/07/20 11:51 JST