drm amdgpu.idsアップデート (2020-01-31)

例の通り、まだマージリクエストの段階だがまとめ。
amdgpu: add new marketing names from 19.50 – Mesa / drm GitLab

追加されたGPUは以下、

最近発表されたNavi系が主だが、未発表のAMD Radeon Pro W5500/Mが入っている。
それらの [DeviceID : RevisionID] は7341:00、7347:00であり、前々から確認されていたNavi14 Pro-XL、Navi14 Pro-XTMのものと一致する。
以前からあるプロプライエタリ・ドライバー内のファイルには記述されていたが、今回でオープンソース・ドライバー関連のファイルにも追加された。正式発表が近いのかもしれない。

前回は追加されなかった AMD Radeon Pro W5700 があるが、USB-Cコントローラーのファームウェアは未だなく、AMD公式のドライバーページにもまだWindows用しかない。
Radeon™ Pro W5700 Drivers & Support | AMD

Radeon RX 5600M / Radeon RX 5700MのDeviceIDは共通で734F、RevisionIDはC2/C3となっているが、これらは以前Linux Kernelへのパッチで確認されており、
見つけた時はどういった意味かわからなかったが、今はSmart Shiftのためだと考えられ、
drm/amdgpu: enable gfxoff feature for navi10 asic – Linux Kernel
gfxoffというのはAMDのScott Stankard氏の発言とも一致する。

――グラフィックス処理の負荷に応じて,CPUとGPUの間で電力を動的に振り分ける「AMD SmartShift」において,iGPUと単体GPUを同時に稼動させることはできるのか。

Stankard氏:  iGPUと単体GPUを同時に動かすことはできない。iGPUと単体GPUのどちらか一方が動いているとき,稼動していないGPUはほぼ完全に動作を停止する。

(引用元: 西川善司の3DGE:Ryzen 4000とRadeon RX 5600 XTの気になるところをAMDにアレコレ聞いてみた – 4Gamer.net)

ついでとなるが、Navi10でGDDR6 12Gbpsを採用したSKUにて不具合があったらしく、Linux Kernleへそれを修正するパッチが投稿された。
[PATCH] drm/amd/powerplay: fix navi10 system intermittent reboot issue – amd-gfx
その中でだいぶ直接的に 5600M /5700M /5600 XT /5600 OEM が指定されており、テスト用かネットに公開されるベンチマーク対策かはわからないが もう1つのIDも記述されている。
AMDにそれらを隠す気はなくなったのだろうか?

最後にどうでもいいことだが、OEM向けのRadeon RX 5500に対して、同じくOEM向けのRadeon RX 5600には OEM が末尾に付いているのはどういった理由からなのだろう。

Update:
 2020/07/20 11:51 JST