Intel Alder Lake-S GPU には Rocket Lake 同様 GT0.5 バリアントが存在

先日 Linux Kernel (intel-gfx) に初期のサポートを追加するパッチが投稿された Alder Lake-S だが、
Linux Kenrel に Intel Alder Lake-S GPU をサポートするパッチが投稿される | Coelacanth’s Dream ユーザーモードのオープンソース GPU ドライバー、Mesa3D にも PCI ID (DeviceID) を追加する初期的なパッチが投稿されている。

そして、そのパッチ内で Alder Lake-S GPU に GT0.5 バリアントが存在することがわかった。

  CHIPSET(0x4680, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4681, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4682, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4683, adl_gt05, "ADL-S GT0.5", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4690, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4691, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4692, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4693, adl_gt05, "ADL-S GT0.5", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4698, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")
  CHIPSET(0x4699, adl_gt1, "ADL-S GT1", "Intel(R) Graphics")

Gen12アーキテクチャ での GT0.5 バリアントは Rocket Lake にも存在し、実行ユニットである EU の規模は最大でも 16基という、Gen12アーキテクチャ では最小のバリアントとなる。
Alder Lake-S には GT1 バリアントも存在し、こちらは最大 EU 32基となる。

モバイル向けと見られる Alder Lake-P には最大で GT2 バリアントが存在するが、デスクトップ向けとされる Alder Lake-S は GT1 が最大となる。
Alder Lake-S では DDR5メモリサポートによるメモリ帯域向上といった、GPU 性能の向上にも繋がる要素があるが、デスクトップ向けとして Rocket Lake から GPU の規模は増やされないと考えられる。
2021年中にはエンスージアスト向けのディスクリート GPU DG2 / Xe-HPG が投入されるため、統合 GPU を強化する必要がそうない、というのもあるだろう。

Rocket Lake は 2021Q1 に市場へ投入される予定と発表されており1Alder Lake は 2021年の後半 (2021Q3 – 2021Q4) に投入される予定にある。2
ただ、これでもあまりにも間がないため、2021年後半に投入される Alder Lake はモバイル向け (Alder Lake-P) であり、デスクトップ向け (Alder Lake-S) はもう少し後になる、といった話もある。

Intel Gen12 GT0.5 GT1 GT2 GT2 (DG1)
Dual-Sub Slices 1 2 6 6
 EUs 16 32 96 96
  SPs 128 256 768 768
GPU L3$ Banks 4 4 8 8
GPU L3$ Size 1920KB? 1920KB 3072KB 16384KB3
RKL / ADL-S TGL /RKL
/ADL-S
TGL /ADL-P DG1
Update:
 2020/10/27 19:57 JST
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