tp-qemu へのプルリクエストの中に、AMD の次世代 EPYC Milan エンジニアサンプリングの CPU 情報らしきものがあった。tp-qemu はプロセッサエミュレーターである QEMU のテストツール。
Architecture: x86_64 CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit Byte Order: Little Endian CPU(s): 256 On-line CPU(s) list: 0-255 Thread(s) per core: 2 Core(s) per socket: 64 Socket(s): 2 NUMA node(s): 2 Vendor ID: AuthenticAMD CPU family: 25 Model: 0 Model name: AMD Eng Sample: 100-000000114-07_22/15_N Stepping: 0
引用元: https://github.com/autotest/tp-qemu/pull/2337#issuecomment-671139596
CPU Family
は 25(0x19)
となっており、Zen 3 に予約されている値と一致する。1
CPUの仕様は 2ソケットで、ソケットあたり 64コア、コアあたりのスレッド数は 2スレッド、計 128コア/256スレッドとなっている。
Model name
の AMD Eng Sample: 100-000000114-07_22/15_N は 1ヶ月近く前に話題になったものと同じであり、それも QEMU
関連であったから同じ筋の情報元なのだろうか。
依然としてキャッシュ構成等は不明で、語れることはないのだが、個人的に CPU Family: 25(0x19)
の文字列を見られたことが嬉しかった。