Xorg RadeonFeatureアップデート (2020-03-03)

AMD公式のドキュメントであるXorg RadeonFeatureが更新された。
更新内容は、Renoirの情報追加となる。

ディスプレイコントローラー数は4基であることが明記され、最大画面出力数は前世代APUのRaven /Picassoから変わらないことがわかった。
また4基というのはLinux Kernelの記述とも一致する。1

そしてGFX Coreの世代は、Vega系、Ravenと同じであるGFX9とも明記された。
商業的な理由か、AMDはRenoirのGPUに関しては性能をアピールし、どの世代にあたるかは微妙に濁してきた節がある。
一応メディア等から質問された場合ははっきりとVegaだと回答してはいるが23、AMDの公式サイトの仕様ページでは、
Graphics Model の項目が、Ryzen 2000/3000シリーズ APUでは Radeon RX Vega [CU数] Graphicsという形式であったのに対し、4
Ryzen Mobile 4000シリーズでは AMD Radeon Graphics となっている。5

Ryzen Mobile 4000シリーズと同時に発表された、Raven2ベース (Zen APU) であるRyzen 3 3250U、Athlon Gold 3150U、Athlon Silver 3050Uでも同様の記述となっているため、自分の邪推と言ってしまえばそれまでだが、
発表直後にRenoirのGPU部はNavi (GFX10)という 勘違い が一部広まっていたのは否めないはずだ。

知名度はそこまで高くはないものの、公開されているAMD公式のドキュメントに、
RenoirのGPUはGFX9 /Vegaと同世代 と記載されたことで、勘違いが発表からそれなりに時間が経ったため、ほぼなくなったとは思うが 完全になくなることを願う。


今回の更新内容とは関係ないが、DCN 2.0行のディスプレイコントローラー数が6基のままとなっている。
Navi10は6基搭載されているが、Navi14は5基であるため、 5-6 と記載するのが正確なはずだ。

Navi10 has 6 PHY, but Navi14 only has 5 PHY, that is because there is no ENGINE_ID_DIGD in Navi14.

引用元: drm/amd/display: Add ENGINE_ID_DIGD condition check for Navi14

まあそこまで重要ではない。

Update:
 2020/07/20 11:51 JST