ChromiumOSへのパッチから Alderlake-S / Alderlake-P を確認

ChromimuOS の Verified Boot1 に関するパッチから Alderlake-SAlderlake-P の名が確認された。
flashrom: Add flashrom support for Alderlake (I17da991d) · Gerrit Code Review
末尾の “S” は基本デスクトップ向けプロセッサであることを意味するが、 “P” は不明。
ただ気になるのは、ここでのIDはチップセットのホストブリッジを指し、他のプロセッサではわざわざどのプラットフォーム向けプロセッサであるかを記述していない。
つまり “S”、 “P” がプラットフォームを意味するにしても、Alderlake とひと括りにせず、2つを記述していること不自然に見える。

もう1つ Alderlake のGPIOチップセットIDを追加するパッチが投稿されているが、
crossystem: add support for ADL gpiochip (I7c8ead83) · Gerrit Code Review
IDが他から外れた INT105x となっており、ここからも Alderlake が異色のプロセッサであることが窺える。

前回の Intel拡張命令リファレンスのアップデートにおいて、Alder Lake の名が追加されていたが、Tiger Lake が対応する命令と一致しないことから、
Alder Lake はデスクトップ向けやモバイル向けといったプロセッサの後継、新世代ではなく、また別の用途向けのプロセッサである可能性が考えられる。
Intel、拡張命令リファレンスをアップデート (Sapphire Rapids /Alder Lake /ハイブリッドプロセッサ) | Coelacanth’s Dream
そうなると、上記の “S” がこれまでと同様の意味を持つどうかも勘繰ってしまう。

まだまだ Alder Lake は謎に包まれており、今後の動きが気になる所だ。
引き続き情報を追っていきたい。

Update:
 2020/07/20 11:51 JST