Intel PCH Matome (Coreboot編)

Corebootで公開されている情報を元に、一部PCHのコードネームをマーケティングにおける名前と照らし合わせてみた。
括弧内がアルファベット順となっていないが、コンシューマー向けのスペック順とした方がわかりやすいと思い、そうした。
コンシューマー向けにおいて基本、スペック順にH、B、Zが使われ、
Qは業務、組み込み向け、
Cはワークステーション向けとなる。
Mが付くのはモバイル向け。
CMP2ではWが追加されているが、組み込み向けらしい、という話が出ている。

https://github.com/coreboot/coreboot/blob/master/src/include/device/pci_ids.h#L2682

Intel PCH a.k.a. Marketing Name
SPT SPT_H H110, (B/Q)150, (H/HM/Z/Q/QM)170, (HM/QM)175, C232, (C/CM)236, CM238
KBP KBP_H (B/Q)250, (H/Z/Q)270
CNP CNP_H H310, B360, (H/HM/Q/QM)370, Z390, C242, (C/CM)246
CMP2 CMP_H (H/HM/Q)470, (W/QM)480, (Z/WM)490

Z370がないが、中身としてはZ270なので省かれたと思われる。
第8世代Coreプロセッサの本当のコードネームはどれ? – PC Watch

ただし、このZ370は、実際には現在Kaby Lake-S用として提供されているIntel 200シリーズチップセットのダイを応用したものとなる。


きっかけ

https://twitter.com/momomo_us/status/1201847124280762368
Corebootへのコミットで公式にComet LakeのSKUが明かされた、というツイート。
恥ずかしながら、それまでCorebootがハードウェア情報の鉱脈であることを知らなかった。
GPUに続いて、Intelのオープンな姿勢には驚嘆の念を抱く。

おまけ

Tiger LakeにGT3の名が。
https://github.com/coreboot/coreboot/blob/master/src/include/device/pci_ids.h#L3352
他のファイルではただのGT3ではなく、eDRAM付きであることを表す3eとなっている。
tigerlake/bootblock/report_platform.c

media_sysinfo_g12.cpp – intel/media-driverやMesaではGT2(96EU)までしか確認できないが、それを上回るSKUを予定してるのだろうか。

Update:
 2020/07/20 11:51 JST